日本のアクチュアリーコンサルティング市場
日本アクチュアリー会の正会員数は約2,220名(2025年3月時点)で、そのうち約31%がコンサルティング会社や監査法人に所属しています。アクチュアリーが活躍する伝統的分野は生命保険、損害保険、年金の三分野ですが、近年はリスクマネジメント分野での需要も増加しています。
アクチュアリーコンサルティングファームは大きく3つに分類されます:
- グローバル組織人事系:WTW、マーサー、エーオンソリューションズジャパンなど。年金・退職給付制度設計からグローバル報酬コンサルティングまで幅広く対応
- 国内独立系専門ファーム:JPアクチュアリーコンサルティング、IICパートナーズなど。年金数理人が設立した専門特化型で、中立的立場からのアドバイザリーに強み
- Big4・監査法人系:デロイト、PwC、KPMG、EYの保険・年金アドバイザリー部門。会計監査と連携した退職給付債務評価に強み
依頼時に確認すべき主要ポイントは、対応可能な会計基準(日本基準、IFRS/IAS19、US-GAAP/ASC715)、年金財政計算の実績、そして担当アクチュアリーの資格(日本アクチュアリー会正会員、年金数理人)です。