無菌充填・アセプティック包装対応の受託製造会社について
無菌充填(アセプティック充填)とは、UHT(超高温瞬間殺菌)などで殺菌した飲料や食品を、無菌化した容器に無菌環境下で充填・密封する技術です。この方式により、常温での長期保存が可能となり、保存料を使わずに品質を維持できます。日本国内には、PETボトル、紙パック、缶、バッグインボックスなど多様な容器形態に対応した無菌充填設備を持つ受託製造企業が存在します。
主要な無菌充填対応企業として、年間29億本という日本最大規模の生産能力を誇る日本キャンパック、果汁飲料の搾汁から充填まで一貫生産が可能なゴールドパック、国内シェア60%超のPETボトル無菌充填システムを提供するDNPグループのアセプティック・システム、小ロット多品種生産に強みを持つ友桝飲料、新アセプペットラインを複数工場に導入したえひめ飲料などが挙げられます。
これらの企業は、FSSC22000やHACCPなどの食品安全認証を取得し、毎分600本から1,200本の高速充填ラインを保有しています。殺菌方式も過酸化水素殺菌、UV殺菌、熱水殺菌など多岐にわたり、製品特性に応じた最適な方法を選択できます。新商品開発の際は、内容物の特性、賞味期限設定、容器形態、生産ロット、納期などの条件を明確にして、複数の受託先を比較検討することが重要です。