日本の創薬スタートアップ エコシステム
国内の創薬スタートアップは臨床段階に進むパイプラインが増加しており、AMEDの「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」では10年間で3,500億円の補助を計画しています。一方、ミドルステージ以降の資金調達では二極化が進んでいます。
モダリティ別の開発動向
| モダリティ | 代表企業 | 特徴 |
|---|---|---|
| 細胞治療(iPS) | Heartseed, オリヅル | 日本の強み。心筋・膵島で臨床入り |
| CAR-T / 免疫細胞 | ノイルイミューン | PRIME技術で固形がんに挑戦 |
| GPCR標的 | ネクセラファーマ | StaR技術基盤。グローバル提携多数 |
| 核酸医薬 | リボルナバイオ | mRNA創薬プラットフォーム |
| 抗体医薬 | カイオム | 次世代抗体発見技術 |
資金調達の現状
- 大型調達の例
- オリヅル33億円(2024年2月)、Terra Charge 100億円(2024年12月)
- 課題
- 臨床段階アセットの大型導出契約が少なく、M&Aによるイグジットも限定的
- 海外VC参入
- グローバル展開を見据えた企業に海外VCの出資が増加傾向
製薬企業との提携動向
アライアンス件数は増加しているものの、日本発バイオテックの臨床段階アセットが海外製薬企業に導出される大型契約は依然少ない状況です。BD/ライセンシング担当にとっては、まだ競争が少ない段階での導入検討が戦略的に有利です。