橋梁点検・補修工事会社の選定基準
国土交通省が定める道路橋定期点検要領では、5年に1度の近接目視点検が義務付けられています。日本国内には約72万橋の橋梁が存在し、自治体のインフラ管理課や建設コンサルタントは、法定点検の外注先選定と長寿命化修繕計画の策定に迫られています。
橋梁点検・補修工事会社を選ぶ際、対応工法(コンクリート橋・鋼橋の断面修復、炭素繊維補強、はく落防止工法等)、点検方式(橋梁点検車・ロープアクセス・ドローン等)、道路橋点検士や技術士の有資格者数、過去の実績(国交省・NEXCO・首都高・自治体等)が重要な比較軸となります。
2014年の点検義務化以降、ドローンやAI打音検査など新技術の導入も進んでいます。ドローン点検は従来の橋梁点検車に比べコストを約75%削減でき、作業日数も3日から1日に短縮可能です。ショーボンドグループは補修・補強専門で60年以上の実績を持ち、日本ピーエスはPC橋梁16,000橋超の施工実績を誇ります。
国交省のインフラメンテナンス国民会議や日本橋梁建設協会(正会員30社)などの業界団体も、技術情報の共有と品質向上に取り組んでいます。2030年にはインフラ維持管理市場が5兆円規模に拡大すると予測され、電機・精密機器メーカーなど異業種からの参入も加速しています。