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ヘルステック 2026年更新

臨床データ管理システム(CDMS)の提供企業一覧

治験データの収集・管理・検証を行うCDMS/EDCベンダーを網羅。大手から新興まで、21 CFR Part 11準拠のクラウド型EDCプラットフォームと導入実績を比較できるリスト。

収録データ項目

ベンダー名
本社所在地
主力製品
展開形態
規制準拠
設立年
対応試験フェーズ
統合機能
グローバル展開
主要顧客層

データプレビュー

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ベンダー名本社所在地主力製品規制準拠
Medidata SolutionsNew York, USAMedidata Rave EDC21 CFR Part 11, ISO 27018
Veeva SystemsPleasanton, California, USAVeeva Vault EDC21 CFR Part 11, ISO 27001
Oracle Health SciencesAustin, Texas, USAOracle Clinical One21 CFR Part 11, GCP
Castor EDCAmsterdam, NetherlandsCastor EDC PlatformGDPR, HIPAA, ISO 27001
MedrioSan Francisco, California, USAMedrio Unified Platform21 CFR Part 11, GDPR

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臨床データ管理システム(CDMS)市場の変化

従来、治験データ管理といえばMedidata、Oracle、Veevaの大手3社が市場を寡占していましたが、2020年代に入り状況は一変しています。クラウドネイティブでAPI優先のアーキテクチャを採用する新興ベンダーが相次いで登場し、グローバルで120社を超えるCDMS/EDCベンダーが競合する時代になりました。

この変化の背景には、DCT(分散型臨床試験)の普及があります。ウェアラブルデバイスやePRO(電子的患者報告アウトカム)との統合、リアルタイムモニタリング、AI駆動の異常検知など、従来のEDCには求められなかった機能が必須要件となり、レガシーシステムでは対応しきれない領域が増えています。

フェーズIの小規模試験であれば、Castor、REDCap、Medrioのような軽量で迅速にセットアップできるプラットフォームが効果的です。一方、フェーズIII〜IV の多国籍試験では、複数言語対応、複雑なランダム化、中央モニタリング、規制当局への電子申請対応が必要になるため、Medidata Rave、Veeva Vault EDC、Oracle Clinical Oneのようなエンタープライズ級プラットフォームが選ばれます。

規制準拠とセキュリティ

FDA登録薬の治験では21 CFR Part 11への準拠が必須です。電子署名、監査証跡、ロールベースアクセス制御、自動セッションタイムアウトなど、規制要件を満たす機能がプラットフォームに組み込まれている必要があります。また、EUでの試験を行う場合はGDPR、米国の医療データを扱う場合はHIPAAへの対応も必要になります。

2026年現在、Medidata Raveは22,000件以上の臨床試験で使用され、業界標準としての地位を確立しています。Veeva Vault EDCは、トップ20製薬企業のうち6社が標準プラットフォームとして採用しており、ドラッグアンドドロップ式のスタディビルダーによる迅速な構築が評価されています。Oracle Clinical Oneは、EDC・ランダム化・試験物資管理を単一プラットフォームで提供し、ダウンタイムゼロでの試験中変更を可能にしています。

新興ベンダーの台頭

OpenClinica(オープンソース)、IQVIAのeClinical Suite、PPD(Thermo Fisher傘下)のような大手CROによる独自プラットフォームも選択肢として増えています。特に学術研究やNPOでは、コスト面で優位なREDCap(Vanderbilt大学開発)やOpenClinicaが広く使われており、全世界で数万件の研究プロジェクトを支えています。

市場規模は2024年の25億ドルから2030年には46億ドルに成長すると予測されており、CAGR 10.9%で拡大を続けています。この成長を牽引しているのは、クラウドベースSaaS型の需要増加、AI/ML統合による自動検証機能、そしてCROへのアウトソーシング増加です。

ベンダー選定にあたっては、試験のフェーズ・規模・地域・予算だけでなく、既存システム(EHR、eTMF、CTMS)との統合性、バリデーションサポート体制、Computer Software Assurance(CSA)対応状況なども検討すべき重要要素です。

よくある質問

Q.大手3社(Medidata/Oracle/Veeva)以外の選択肢はありますか?

はい、120社以上のベンダーが存在します。フェーズIや小規模試験ではCastor EDC、Medrio、OpenClinicaなどの軽量プラットフォームがコスト効率に優れています。学術研究ではREDCap(無料)やOpenClinica(オープンソース)が広く使われており、全世界で数万件の研究を支えています。

Q.21 CFR Part 11準拠は本当に必要ですか?

FDA登録を目指す医薬品の治験では必須です。電子署名、監査証跡、アクセス制御などの要件を満たさないシステムでは規制当局の承認を得られません。欧州ではAnnex 11、日本ではER/ES指針への準拠も求められます。主要ベンダーは全てこれらの規制に対応していますが、導入前に必ずバリデーション文書とコンプライアンス証明を確認してください。

Q.データの鮮度と精度はどう保証されますか?

このリストは、各ベンダーの公式発表、規制当局への提出文書、業界レポートなどの公開情報源から構築されます。リクエスト時にAIエージェントが最新のWeb情報をクロールして構造化するため、市場に公開されている範囲で最新の情報が反映されます。ただし、非公開の導入実績や契約条件は含まれません。

Q.クラウド型とオンプレミス型、どちらを選ぶべきですか?

2026年現在、新規導入の大半はクラウド型です。理由は、グローバル展開の容易さ、ダウンタイムゼロでの更新、セキュリティ認証(ISO 27001等)の取得済み環境、そしてCOVID-19以降のリモートモニタリング需要です。オンプレミスを選ぶ理由があるのは、国家安全保障上の制約や、極めて特殊なカスタマイズ要件がある場合に限られます。