日本のデータセンター市場の現状
国内DC市場のIT電力容量は2024年末時点で2,365.8MVAに達し、CAGR 13.7%で2029年には4,499.6MVAへ拡大する見込みです。ハイパースケールDCの建設ラッシュが続き、毎年300MVA超の新設が予測されています。
エリア別の供給動向
| エリア | 施設集積 | 特徴 |
|---|---|---|
| 千葉・印西 | 国内最大のDC集積地 | AirTrunk、MCデジタル・リアルティ、STACK等が集中 |
| 東京都心 | 金融・企業向け | 低遅延要件。ESR有明、AT TOKYO等 |
| 関西圏 | 大阪・京都 | BCP分散需要。関西電力系の展開 |
| 北海道 | 冷涼気候活用 | ソフトバンク苫小牧(300MW超計画) |
ハイパースケールDCの基準
- 規模
- サーバ室あたり250ラック以上(500㎡以上)
- 電力密度
- ラックあたり実効7kW以上
- 冷却
- 液冷対応が急増(調査対象の34%が対応済み)
選定のポイント
- 電力容量と拡張性
- AI/GPU需要でラックあたり消費電力が急増。将来の拡張余地を確認
- ネットワーク接続
- IX/キャリアの接続数、クラウド直接接続(DirectConnect等)対応
- Tier認定
- Uptime Institute Tier III以上がエンタープライズ標準
- BCP/災害対策
- 耐震等級、非常用発電機の燃料保持時間、地盤リスク