AIによるデータ収集プラットフォーム
Healthcare AI 2026年更新

デジタル病理AI診断企業一覧

病理診断を支援するAIソフトウェア・プラットフォームを開発する企業データベース。FDA/CE承認状況、対応臓器・疾患領域、WSIスキャナー連携、薬事ステータスを網羅。

収録データ項目

企業名
本社所在国
主要プロダクト名
対応臓器・疾患
薬事承認状況
WSIスキャナー連携
主要顧客セグメント
AIアルゴリズム種別
クラウド/オンプレミス
LIS/PACS統合

データプレビュー

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企業名本社所在国主要プロダクト名薬事承認状況
Paige AI米国(ニューヨーク)Paige ProstateFDA承認(2021年、前立腺がん診断支援)
PathAI米国(マサチューセッツ)AISight Image Management System
Proscia米国(ペンシルベニア)Concentriq AP-DxFDA 510(k)承認(一次診断用途)
Ibex Medical AnalyticsイスラエルGALEN Prostate/Breast
メドメイン日本PidPort

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デジタル病理AI診断が変える病理ワークフロー

病理診断のデジタル化とAI導入は、世界的に加速しています。2017年にPhilips IntelliSiteが米FDA初承認を取得して以降、Paige AI(2021年、前立腺がん診断支援で初のAI単体承認)、Proscia Concentriq AP-Dx(2024年)など、相次いで臨床グレードのAI診断支援システムが承認されています。

現在、約80社がAIベースのデジタル病理サービスを提供しており、総額20億米ドル超の投資が60件以上の資金調達を通じて行われています。市場規模は2025年時点で約10億米ドル、2035年には23億米ドルに達すると予測され(CAGR 8.7%)、AI病理分析システムに限れば2034年までに5.3億米ドル規模(CAGR 17.2%)への成長が見込まれています。

主要プレイヤー:米国勢ではPathAI(Quest Diagnosticsと提携、$240M+調達)、Paige AI(Microsoftと共同開発の100万スライド基盤モデルをオープンソース公開)、Proscia(2025年に$50M調達、総額$130M)が先行。イスラエルのIbex Medical Analyticsは最も広く臨床導入されたプラットフォームとして知られ、RocheのNavify DPに統合されています。欧州ではデンマークのVisiopharm(IVDR承認9アルゴリズム)、ドイツのMindpeak(2024年に$15.3M調達、Rocheと提携)、Aignostics(Mayo Clinicと120万スライドで基盤モデル構築)が注目されています。

日本市場:メドメイン(病理所見作成効率化AIで特許取得)、AIメディカルサービス(gastroBASE screening X)、N Lab(長崎大発、MIXTURE製品で保険診療導入準備中)が国産AIを開発中。ただし日本の病理デジタル化はアジア内でも遅れており、AI学習に必要なデジタル画像ストックの少なさが課題です。AMEDのJP-AIDプロジェクト(2017年〜)が画像収集・AI開発を推進しています。

技術動向:2025-26年は「Pathology-Driven Precision Medicine」への移行期とされ、H&E染色スライドから単独でゲノムグレードのバイオマーカーを抽出する基盤モデル(Foundation Model)が台頭。PathAIは複数社のAIをAISightプラットフォームに統合し(Deep Bio、DoMore Diagnostics、Paige、Visiopharm)、ワンストップでアルゴリズムアクセスを提供。ProsciaはApertureで臨床試験リクルート自動化を実現し、診断時点で適格患者を自動識別する仕組みを導入しました。FDAは2025年Q1にAI/ML医療機器のライフサイクル管理・市販前申請ガイダンスを公表し、規制パスが明確化しています。

スキャナー・統合:Leica Aperio(Danaher傘下)、Philips IntelliSite、Hamamatsu NanoZoomer、3DHISTECH P250 Flash II、Roche(UFormとVentanaの買収で統合)などがWSIスキャナー市場をリード。PathPresenterはHamamatsu NanoZoomerでFDA 510(k)取得、vendor-agnosticなプラットフォームとして差別化。多くのAIベンダーはDICOM互換性とLIS/PACS統合を重視し、既存ワークフローへのシームレス組み込みを図っています。

よくある質問

Q.FDA承認を取得しているデジタル病理AIはどれですか?

Paige AI(Paige Prostate、2021年承認)、Proscia(Concentriq AP-Dx、2024年承認)、Indica Labs(HALO AP Dx、2025年承認)などが510(k)またはDe Novo承認を取得しています。最新の承認状況はリクエスト時にAIがWebをクロールして取得します。

Q.日本国内でPMDA承認を取得している病理AIはありますか?

現在、PMDA承認を取得済みの病理AIは限定的です。Deep Bioが韓国MFDSで初承認を取得したDeepDx Prostateなど、アジア発のAIがPMDA申請を視野に入れています。データは公開Web情報を基にリクエスト時に最新化します。

Q.病理AIプラットフォームは既存のLIS(検査情報システム)と統合できますか?

主要ベンダー(Proscia、PathAI、Roche Navify、Ibex)は100以上のLISシステムとの統合実績があり、DICOM/HL7互換性を提供しています。統合範囲はベンダーごとに異なるため、具体的な対応状況はリクエスト時の調査で確認します。

Q.デジタル病理AI市場の成長率はどのくらいですか?

AI病理診断市場は2025-2035年にCAGR 8.7%で成長し、23億米ドル規模に達すると予測されています。AI病理分析システムに限ればCAGR 17.2%(2034年まで)との分析もあります。最新の市場データはリクエスト時に取得します。