APAC Fintech APIエコシステムの全体像
アジア太平洋地域のFintech市場は2024年に中国が40.64%のシェアを占め、インドがCAGR 28.24%で最速成長を遂げています。BaaS市場全体は2025年に8,424億ドル規模に達する見込みです。
決済APIの進化
インドのUPI、シンガポールのPayNow、タイのPromptPayといった即時決済ネットワークがオープンAPIを通じてFinTechアプリケーションに統合され、P2P送金・給与支払い・加盟店決済の低コード実装を実現しています。
主要カテゴリ別の市場構造
| カテゴリ | 主要プレイヤー | 特徴 |
|---|---|---|
| クロスボーダー決済 | Nium, Airwallex, Thunes | 100通貨以上対応、リアルタイム着金 |
| KYC/本人確認 | Onfido, Arya.ai, Jumio | 11,300種以上のID書類対応、平均6秒認証 |
| BaaS | Brankas, Aspire, Tonik | 銀行免許不要でフルスタック金融機能を提供 |
| ローカル決済 | Razorpay, 2C2P, VNPAY | 各国のローカル決済手段を統合 |
API選定の重要ポイント
- 規制対応
- 金融API実装は地域ごとに規制が異なり、1日平均220件の規制更新がある(デロイト2024年調査)
- セキュリティ
- PSD2、GDPR、KYC/AMLなど金融グレードのセキュリティ実装が必須
- スケーラビリティ
- APAC展開には多通貨・多言語・多規制への対応力が求められる