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日本 物流・化学品 2026年更新

危険物倉庫・貯蔵施設の運営事業者一覧

消防法に基づく危険物倉庫の運営事業者リスト。化学品・石油類・リチウムイオン電池等の保管委託先を第4類対応・温度管理機能・全国拠点で検索できます。

収録データ項目

事業者名
本社所在地
対応危険物類別
拠点数
総床面積
温度管理対応
取扱品目
保税倉庫
認証・許可
連絡先

データプレビュー

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事業者名対応危険物類別温度管理対応保税倉庫
山九株式会社第1類・第2類・第4類・第5類○(4棟対応)
NRS株式会社第1類~第6類○(-20℃~+25℃)
株式会社エクシング第2類・第4類○(京浜島)
澁澤倉庫株式会社第4類中心○(空調システム)
株式会社日新第4類中心

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危険物倉庫市場の拡大とニーズ

国土交通省の倉庫統計季報によると、危険品倉庫の床面積は2021年6月の642千㎡から2023年6月には780千㎡(推定)へと年率約10%で拡大しています。この成長の背景には、半導体製造で使用される高圧ガス、電気自動車(EV)用リチウムイオン電池の電解液、医薬品・化粧品原料など、危険物に該当する材料の需要増加があります。

化学品メーカーや商社の物流担当者にとって、消防法に適合した危険物倉庫を持つ事業者の選定は重要な課題です。消防庁のデータは許可台帳形式で検索性に欠け、空きスペースや取扱品目での絞り込みができないため、事業者選定に時間がかかる現状があります。

主要事業者と業界動向

日本危険物倉庫協会には約70社の事業者が加盟しており、全国各地に危険物倉庫を展開しています。近年、物流大手による投資が加速しており、山九は全国13拠点で総延床面積約26,800㎡の危険物倉庫を運営し、2023年には大阪府高石市に関西最大級の8,000㎡の施設を開設しました。NRS(旧日陸)は日本最大級の規模を誇り、-20℃から+25℃までの温度管理に対応。エクシングは2023年に日本危険物倉庫協会に入会し、埼玉県久喜市に第4類対応の新倉庫を竣工しました。

危険物は消防法により第1類(酸化性固体)から第6類(酸化性液体)まで分類され、第4類の引火性液体(ガソリン、灯油、アルコール類など)が最も取扱量が多い類別です。各倉庫は床面積1,000㎡以下、耐火構造、避雷設備(指定数量10倍以上の場合)などの厳格な基準を満たす必要があります。

温度管理・特殊機能への対応

化学薬品の中には温度変化で品質が劣化するものがあり、定温管理(0℃~15℃)や低温管理に対応した危険物倉庫のニーズが高まっています。山九の関西ケミカルセンターでは8棟のうち4棟が温度管理品に対応し、澁澤倉庫の芳賀倉庫は空調システムを設置した高機能倉庫として運営されています。また、保税倉庫機能を併設する事業者も多く、輸入化学品の荷卸しから保管・配送までワンストップで対応可能です。

2024年12月にはリチウムイオン電池保管に関する規制緩和が消防庁より公表され、2025年5月には危険物倉庫での移動ラック導入が正式に解禁されるなど、規制・技術面での進展も見られます。業界では「危険物倉庫が不足している」との声が多く、建設・運営・保守の高コストが供給拡大の障壁となっています。

よくある質問

Q.危険物倉庫と通常の倉庫の違いは何ですか?

危険物倉庫は消防法で定められた危険物(引火性液体、酸化性固体など)を保管するための施設で、床面積1,000㎡以下、耐火構造、避雷設備などの厳格な基準を満たす必要があります。防爆仕様の電気設備や、危険物取扱者の常駐が求められる点も通常倉庫との大きな違いです。

Q.第4類危険物とは具体的にどのようなものですか?

第4類は引火性液体に分類され、ガソリン、灯油、軽油、アルコール類、塗料、接着剤などが該当します。可燃性蒸気を発生させるため引火・爆発のリスクがあり、危険物倉庫で最も取扱量が多い類別です。指定数量はガソリンで200リットル、アルコール類で400リットルなど品目により異なります。

Q.温度管理対応の危険物倉庫はどこで探せますか?

山九、NRS、澁澤倉庫、エクシングなど大手事業者が温度管理機能を持つ危険物倉庫を運営しています。NRSは-20℃~+25℃の幅広い温度帯に対応し、山九の関西ケミカルセンターは8棟中4棟が温度管理品に対応しています。日本危険物倉庫協会の事業者リストで検索することも可能です。

Q.危険物倉庫の事業者数はどれくらいありますか?

日本危険物倉庫協会には約70社が加盟しており、全国各地に危険物倉庫を展開しています。協会非加盟の事業者も含めると推定で300社程度が危険物倉庫を運営していると考えられます。近年は物流大手による新規投資が活発化しており、事業者数は緩やかに増加傾向にあります。