関東圏の物流施設マーケット概況
関東圏の大型マルチテナント型物流施設(LMT)は2024年〜2026年にかけて年間150万坪規模の新規供給が続いています。一方、首都圏の空室率は2024年Q3に10.1%に達し、テナントにとっては選択肢が広がる局面です。
エリア別の供給動向
| エリア | 特徴 | 主な供給予定 |
|---|---|---|
| 圏央道沿線(埼玉北西部) | 50,000坪超の大規模物件が集中 | 2025年までに15万坪 |
| 千葉内陸(常磐道沿線) | 流山・柏エリアを中心に開発活発 | 10件超の大型竣工予定 |
| 神奈川湾岸 | 都心アクセス良好、ラストマイル拠点 | 相模原・厚木に集積 |
主要デベロッパーのポジション
日本GLP・プロロジス・大和ハウスの「御三家」が全体供給の過半を占めますが、三井不動産・野村不動産・東急不動産など総合デベロッパーの参入が加速しています。開発事業者は70社超に拡大しました。
テナント選定のポイント
- スペック
- 天井高5.5m以上、床荷重1.5t/㎡以上が先進的施設の標準
- アクセス
- IC距離5km以内が理想。ランプウェイ有無で荷役効率が大きく変わる
- BCP対応
- 免震構造・自家発電・72時間対応の有無を確認