有機JAS認証食品原料サプライヤーの市場概況
日本の有機食品市場は2022年時点で約2,240億円規模に成長し、有機JAS認証を取得した加工食品事業者も増加傾向にあります。農林水産省の認証事業者一覧によれば、有機加工食品の生産行程管理者・小分け業者・輸入業者を合わせると、食品原料のB2B供給に関わる事業者は推定450社以上です。
有機JAS認証の食品原料サプライヤーは、有機農産物を原料とした加工食品原料(有機小麦粉、有機糖類、有機油脂、有機果汁粉末など)を食品メーカーへ供給する事業者です。認証区分には生産行程管理者(自社で有機加工食品を製造しJASマークを付する事業者)、小分け業者(有機JAS製品を再包装する事業者)、認証輸入業者(海外の有機認証原料を日本向けに輸入する事業者)があります。
2013年以降、EU・米国・豪州等との有機同等性協定により、海外認証原料の調達も容易になっています。有機加工食品の基準として、水と食塩を除く原材料の95%以上が有機農産物・有機畜産物・有機加工食品であることが求められます。登録認証機関はJONA、OCC、ビューローベリタスジャパンなど国内外に約70機関あり、各機関が認証・監査を行っています。