パレットプーリング・レンタルサービスとは
パレットプーリング・レンタルサービスは、物流に不可欠なパレットを自社保有せず必要な時に必要な枚数だけ借りられる仕組みです。日本国内の市場規模は約500億円超(2022年)で、2028年には680億円規模に成長すると予測されています。物流2024年問題の解決手段としても注目され、バラ積みをパレット化することで荷役時間を最大80%以上短縮できた事例もあります。
主要企業は日本パレットレンタル(JPR、保有1,100万枚)、ユーピーアール(upr、400万枚)、日本パレットプール(NPP、約200拠点)が上位3社を占め、レンタル料金は1日1枚あたり10-20円程度が相場です。RFID技術による在庫追跡、99%超の高回収率、全国デポネットワークによる乗り捨て方式など、自社所有(年間3割が未回収になることも)と比べて圧倒的な効率性を実現しています。
一貫パレチゼーション(発地から着地まで同一パレットで輸送)の普及により、CO2削減や輸送効率化も評価されています。木製パレット(市場の65%)からプラスチック製(衛生面・自動倉庫対応)への移行も進んでおり、食品・医薬品業界を中心に衛生管理が重視される傾向にあります。