PLC制御プログラム外注先の選定ポイント
製造業の制御設計において、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)のソフトウェア開発を外注する際、最も重要なのは「対応PLCメーカーの範囲」と「業種ごとの開発実績」です。日本国内には専門のシステムインテグレーターから制御設計事務所、クラウドソーシングのフリーランスエンジニアまで、推定450社以上のPLC開発外注先が存在します。
国内主要PLCメーカー(三菱電機、オムロン、キーエンス)はそれぞれ独自の開発環境とコマンド体系を持つため、システムインテグレーターによって得意とするPLCが異なります。ラダー言語は基本構造こそ共通ですが、実行コマンド名や接続方法が異なるため、過去に同じメーカーのPLCで開発実績がある企業を選ぶことで、開発効率と品質が大きく向上します。
また、FA自動化の市場規模は2025年に5兆円を超える見込みで、人手不足を背景に制御プログラム開発の需要は急拡大しています。外注先選定では、単なるプログラム作成だけでなく、制御盤設計・現地デバッグ・保守まで一貫対応できる企業を選ぶことで、複数業者への分散発注に伴う手間とコストを削減できます。実績50年以上で受注7,000件超の専門企業から、特定業種に特化した中小企業まで、自社の要件に最適な外注先を見つけることが、設備開発の成否を左右します。