事業用不動産鑑定会社とは
事業用不動産鑑定会社は、オフィスビル、商業施設、物流倉庫、ホテル、工場など、収益を生み出す事業用不動産の価値を評価する専門機関です。住宅向けの鑑定とは異なり、DCF法(ディスカウントキャッシュフロー法)や直接還元法などの収益還元手法を駆使し、将来のキャッシュフローを基に適正価格を算出します。
日本の不動産鑑定業界は約3,200業者が登録されていますが、事業用不動産、特にJ-REITや私募ファンド向けの鑑定評価で実績を持つ会社は限られています。業界トップ3社(日本不動産研究所、大和不動産鑑定、谷澤総合鑑定所)で鑑定評価売上の大部分を占めています。
選定のポイント
| 評価軸 | 確認事項 |
|---|---|
| 専門性 | 対象物件種別(オフィス、商業、物流等)の評価実績 |
| 証券化対応 | J-REIT・私募REIT・不動産ファンドへの参入率 |
| 独立性 | 特定企業グループに属さない中立的立場か |
| ネットワーク | 全国対応可否、海外評価の対応力 |
大型案件では複数社に相見積もりを取ることが一般的です。鑑定報酬は物件規模や複雑性により異なりますが、数十万円から数百万円程度が相場となります。