アジア言語ローカライズ市場の構造と選定のポイント
アジア太平洋地域の言語サービス市場は、ソフトウェアローカライズ需要の急成長に伴い最も成長率の高い地域となっています。中国語(簡体字・繁体字)、日本語、韓国語のCJK言語に加え、ベトナム語、タイ語、インドネシア語、マレー語などの東南アジア言語への対応が求められるケースが増加しています。
翻訳・ローカライズベンダーの選定では、単純な対応言語数だけでなく、対象言語のネイティブ翻訳者の在籍体制、ISO 17100(翻訳サービス規格)やISO 27001(情報セキュリティ)の認証有無、そしてUI/UXローカライズやトランスクリエーションへの対応力が重要な差別化要因となります。
グローバルLSP(言語サービスプロバイダー)の上位100社のうち、アジア太平洋地域に本社を置く企業は約20社を占め、深圳、シンガポール、東京、大阪を拠点とする企業が多く存在します。一方、欧米系大手(TransPerfect、Lionbridge等)もアジアに複数拠点を構えており、選択肢は多岐にわたります。